美味しさへの反応。

2004年2月11日
とっても美味しいものを食べたとき。

その喜びや驚きを、どんなふうに表しますか???

家族や恋人、お友達が作ってくれたお料理でも、
レストランで食べたお料理でも。
もしくはお部屋でひとり、のんびりおやつというときも。

思わず「美味しい!!!」と叫んでしまったり、
ほっこり笑顔になったり。
ほんとに美味しそうに食べている人をみると、
こっちまで嬉しくなってしまいます。

ところが、

最近気になっていることがあります。

美味しいものを食べたとき、
「うっわ、これ、やば〜い!!!」
という人。

テレビのグルメ番組なんかで、
とりあえずこうリアクションするタレントさんの多いこと。
先日もカフェで隣に座っていた上品で美人なお姉さんがケーキを食べて、
「やっば〜、これウマ〜」
とはしゃいでいるのを見て、
勝手にがっかりしてしまいました。

「やばい」というこの言葉。

「このお料理、
一口食べると平常心を失ってしまう(=やばい)くらい美味しい!!!」
というニュアンスからきているのかなと思うのですが、
食べることにとっても愛着と執着のある私としては、
何でもかんでも「やばい」の一言で片付けるのって嫌だなあ、
なんて思えてしまうのです。

日本語を正しく使いましょう、
なんてお堅い発言をするつもりも資格も私にはありません。
でも、私たちのボキャブラリーには、
美味しさを表すもっと素敵で洗練された言葉が沢山あるはずです。

何も「美味しんぼ」やかつての「料理の鉄人」で出てきそうな
すごい表現を日常的にする必要なんてありませんが(していたらむしろ滑稽ですよね)、
「やば〜い」
で済ますのはやっぱりいただけないなあと思ってしまいます。

私が作ったものを誰かに食べてもらって、
その人にそう言われたら。
それがどんなに大きな褒め言葉だったとしても、
私はちょっとがっかりしてしまいます。

…こんな私は考えすぎかも知れませんが、
これを読んで下さっているあなたはどう思われますか?

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