田んぼのニワトリ。
2004年3月3日香港では、毎朝(といっても3日だけですが)お粥を食べました。
宿は下町にあって繁華街から離れていたのですが、
近くにこぢんまりした食堂があり、
そこのメニューが本当に美味しくて朝も夜も通ってしまったのです(^-^;
初めてそこに行ったとき。
広東語のお粥メニューの中にこんな言葉を見つけました。
「田鶏」。
これ、何だっけ???
確か本で読んだんだけど…
事前にグルメガイドでし〜〜っかり自習(?)して行った私でしたが
どうにも思い出せず、
好奇心から即これを頼みました。
「まあ言っても鶏だよ鶏!
そんなにびっくりするようなものは出てこないよね♪」
と思い、
まったりのんびりとお粥をすする地元のお客さん(なぜかおじいちゃんおばあちゃんばっかり!!!)の様子を眺めながらぼーっと待っていました。
新聞を読んだり朝の連ドラ(?)を見たりしながら、
みんな思い思いの朝食タイムを楽しんでいるようです。
まもなく食堂のおばさんが、
大きなお椀に入ったお粥を運んできてくれました。
どん!と置かれたそのお椀は、
丼くらいある大ぶりのもの。
淵から溢れそうによそわれた乳白色のお粥からは
熱〜い湯気がぼわっぼわ。
生姜の香りがしっかりと効いて、
食欲がぐぐ〜っとわいてきます。
では熱いうちに、さっそく!!!と、
蓮華でお粥をひとすくい。
お葱や細切りチャーシューと一緒にご飯を口に入れると、
これが美味しいのなんのって〜〜〜!!!
スープに対してご飯は少なめなのですが、
さらさら、トロットロでとっても滑らか。
しかもお出汁(?)がしっかり効いていて、
あっさりなのにびっくりする程コクがあります。
そして、
これって何のスープだろう???
「田鶏」っていうからには鶏ガラスープ?
と思いをめぐらせながら底の方からもうひとすくいしたそのとき。
わお!!!
思わず声を出しちゃいました。
入っていたのは、
カエルの足。
田んぼや池でぴょんぴょん跳ねているあのカエルです。
昔よくあったゴムのおもちゃのように、
くにゃん、
と曲がったカエルの片足。
細い骨の周りには、
白っぽい身がキュっと絡み付いています。
ちょっとびっくりしつつも好奇心が疼いた私は、
骨をつまんでピロっと食べてみました。
…その食感はお鍋に入れたフグの身、
味はそのフグと鶏肉の中間のよう。
クセはまったくなく、
目隠しして食べたら絶対にカエルだなんて思わなかったでしょう。
このお出汁のもとはもしかしたらこのカエルなのかな???
鶏やフグみたいに美味しいお出汁が出るのかな…
なんて考えながら、
アツアツのうちにするすると一杯食べ終えてしまいました。
ちなみにお粥を頼むと「油條」という長い揚げパンがついてくるのですが、
これをお粥に浸して食べると止められません!!!
揚げパンにスープがしみて、
口に入れるとサックリ、ぐじゅ〜〜。
あっさりしたスープにも油のコクが移り、
お粥そのものもさらに美味しく食べられます。
いったい誰がこんな素敵な食べ方を考え出したのやら。
食在香港、香港万歳。
しっかり温まってとっても満足。
驚きと嬉しさでいっぱいの、
お粥の朝食でした。
宿は下町にあって繁華街から離れていたのですが、
近くにこぢんまりした食堂があり、
そこのメニューが本当に美味しくて朝も夜も通ってしまったのです(^-^;
初めてそこに行ったとき。
広東語のお粥メニューの中にこんな言葉を見つけました。
「田鶏」。
これ、何だっけ???
確か本で読んだんだけど…
事前にグルメガイドでし〜〜っかり自習(?)して行った私でしたが
どうにも思い出せず、
好奇心から即これを頼みました。
「まあ言っても鶏だよ鶏!
そんなにびっくりするようなものは出てこないよね♪」
と思い、
まったりのんびりとお粥をすする地元のお客さん(なぜかおじいちゃんおばあちゃんばっかり!!!)の様子を眺めながらぼーっと待っていました。
新聞を読んだり朝の連ドラ(?)を見たりしながら、
みんな思い思いの朝食タイムを楽しんでいるようです。
まもなく食堂のおばさんが、
大きなお椀に入ったお粥を運んできてくれました。
どん!と置かれたそのお椀は、
丼くらいある大ぶりのもの。
淵から溢れそうによそわれた乳白色のお粥からは
熱〜い湯気がぼわっぼわ。
生姜の香りがしっかりと効いて、
食欲がぐぐ〜っとわいてきます。
では熱いうちに、さっそく!!!と、
蓮華でお粥をひとすくい。
お葱や細切りチャーシューと一緒にご飯を口に入れると、
これが美味しいのなんのって〜〜〜!!!
スープに対してご飯は少なめなのですが、
さらさら、トロットロでとっても滑らか。
しかもお出汁(?)がしっかり効いていて、
あっさりなのにびっくりする程コクがあります。
そして、
これって何のスープだろう???
「田鶏」っていうからには鶏ガラスープ?
と思いをめぐらせながら底の方からもうひとすくいしたそのとき。
わお!!!
思わず声を出しちゃいました。
入っていたのは、
カエルの足。
田んぼや池でぴょんぴょん跳ねているあのカエルです。
昔よくあったゴムのおもちゃのように、
くにゃん、
と曲がったカエルの片足。
細い骨の周りには、
白っぽい身がキュっと絡み付いています。
ちょっとびっくりしつつも好奇心が疼いた私は、
骨をつまんでピロっと食べてみました。
…その食感はお鍋に入れたフグの身、
味はそのフグと鶏肉の中間のよう。
クセはまったくなく、
目隠しして食べたら絶対にカエルだなんて思わなかったでしょう。
このお出汁のもとはもしかしたらこのカエルなのかな???
鶏やフグみたいに美味しいお出汁が出るのかな…
なんて考えながら、
アツアツのうちにするすると一杯食べ終えてしまいました。
ちなみにお粥を頼むと「油條」という長い揚げパンがついてくるのですが、
これをお粥に浸して食べると止められません!!!
揚げパンにスープがしみて、
口に入れるとサックリ、ぐじゅ〜〜。
あっさりしたスープにも油のコクが移り、
お粥そのものもさらに美味しく食べられます。
いったい誰がこんな素敵な食べ方を考え出したのやら。
食在香港、香港万歳。
しっかり温まってとっても満足。
驚きと嬉しさでいっぱいの、
お粥の朝食でした。
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